起業工学

事業を通じて、起業を成功させるフレームワークを仮説立証するブログです。

インターンの井上くんが作ったイーサリアムで仮想通貨「OKA」コイン発行までを紹介。

突然ですが、「イーサリアム」「AR」「AI」と言うテーマに興味があり、その中で、

ブロックチェーンと仮想通貨をテーマに一つ事業を作っています。

 

仮想通貨やブロックチェーンと聞くと、感度の良い方であれば、そんなの知ってるさ!俺の方がもっと知ってる!になるんですけど、今回は、キャズムのまだ先にいる人でも、こんなに簡単に独自通貨発行までは出来るんだぜ!ということを紹介しようとインターンの井上くんにまとめて貰いました。以下、井上くんです!

 

初めまして!一岡さんの元でインターンを行っている井上と申します。

先日、「普通じゃない未上場向け企業の資金調達方法メモ」にて一岡さんが注目しているという「ICO」には独自の仮想通貨が必要となります。

本記事ではこの独自通貨の作り方について説明させていただきます。

 

今回は練習として、Ethereumをベースにテスト環境にて発行を行います。

独自通貨の発行には手数料用のEtherが必要となりますが、テスト環境ではマイニングにより簡単にEtherを入手することができます。

 

環境:

Ubuntu 16.04

Geth 1.7.2

(Geth等の基本となるEthereum環境の構築については方法を公開しているページが複数ありますのでそちらをご覧ください。)

 

はじめに

https://github.com/ethereum/mist/releases

にて、最新版のEthereum Walletをダウンロードします。(執筆時点では0.9.3)

ダウンロードが終わったら早速解凍し、実行していきましょう。

 

実行すると、ブロックチェーンの同期が開始します。

デフォルトではメインネットワークのブロックチェーンを同期し始め、これには莫大な容量と時間を要する為、とりあえず下の”USE THE TEST NETWORK”を選択します。こちらは比較的短時間で終わります。

f:id:ryotaichioka:20171125160643p:plain

 

その後登録画面になりますが、LAUNCH後にも登録できるのでSkipして先に起動してしまって構いません。

もしも”LAUNCH APPLICATION”が出ない場合は同期が完了するまで待ちましょう。

 

f:id:ryotaichioka:20171125160705p:plain

起動するとこのような画面になります。Test用ネットワークには数種類あるようですが、今回は個人用のため、上記メニューから”Develop” > “ネットワーク” > “Solo network”を選択してください。

※Solo networkで作成したデータはPCを再起動すると消えてしまう様なので、保存したい場合はEthereum用のプライベートネットワークを作成してください。

f:id:ryotaichioka:20171125160805p:plain

 

Solo networkに切り替えたら、”ADD ACCOUNT”からアカウントを作成します。パスワードは忘れないようにしましょう。

アカウントを作成したら、上記メニューの”Develop” > “マイニングを始める”よりマイニングを開始してください。

マイニングを開始して少しすると、右上のEtherの値が増えていることが確認できると思います。

f:id:ryotaichioka:20171125160833p:plain

ここから独自通貨を発行していきます。”CONTRACT”タブを開き、”DEPLOY NEW CONTRACT”を選択します。

すると下のほうに”SOLIDITY CONTRACT SOURCE CODE”と書かれた入力枠があると思います。

Ethereumでは自通貨を発行する際にSolidityという言語で作成されたコードが必要になり、ここがその入力欄です。

コードのサンプルは公式HPにて公開されています。

https://www.ethereum.org/token

設定を変更したい場合は各自で改変可能です。今回はこちらで公開されているコードをそのままコピペします。

但し、9行目の

uint8 public decimals = 18;

の部分のみ、18を0にしておきましょう。

すると右に選択欄が生まれるので、”Token ERC 20”を選ぶと入力欄が現れます。

f:id:ryotaichioka:20171125160847p:plain

それぞれの項目を設定します。

“Initial Supply”は総供給量です。

“Token name”は通貨名となります。

“Token symbol”は通貨の単位です。日本で言うところの円ですね。

先程設定したdecimalsというのは通貨の小数点以下の数です。3だと.000が付きます。

18のままでも良いのですが、少し見づらいので今回は0としました。

設定を終えたら下にあるDEPLOYを押し、パスワードを入力しSEND TRANSACTIONを押しましょう。

f:id:ryotaichioka:20171125160905p:plain

Transactionをすると、Walletタブの下のほうに以下のような情報が現れます。

処理を行っているので少し待ちましょう。

f:id:ryotaichioka:20171125160935p:plain

処理の完了後、自分のアカウント情報を確認すると10000okaを所有しているのが確認できると思います。

尚、送金についてもSENDタブから通常のEtherと同様に行えます。

 

f:id:ryotaichioka:20171125161006p:plain

 

以上で独自通貨の作成は完了です。お疲れ様でした。

 

ということで、誰でも簡単に発行は出来るので、より仮想で何を作るかが大切なのかなと。

仮想通貨、ブロックチェーン関連に興味のある方、お仕事の依頼であれ、開発してみたい!であれ、ぜひtwitterまで、ご連絡くださいー!

twitter.com