起業工学

事業を通じて、起業を成功させるフレームワークを仮説立証する工学ブログです。

普通じゃない未上場向け企業の資金調達方法メモ

今週はファイナンスウィークでした。ファイナンス関連の方々とお会いする機会が多かったからですね。

それにしても、数年前と比べて、多様な資金調達方法が出てきたなと思い、起業家にとってはオプションが増えることはいいことなので、2017年時点で、普通株、優先株、借入以外の方法をまとめようと思いました。

 

①コンバーティブルデッドとコンバーティブルエクイティ

これは最初に株価をつけず、資金を先に入れて、その資金をあとで株に転換するやり方です。

コンバーティブルデッドは、最初は貸付、貸付した資金を株に変えるというやり方です。創業者が、個人で貸付したお金を、のちに株に変える。ということもあります。

コンバーティブルエクイティは、新株予約権を発行し、行使タイミングで株になります。エメラダさんがやり始めています。

emeradaco.com

株価に関しては、お金を入れた次の調達時の株価から割り引いた株価になります。

これも条件設定は自由ですが、なんとなく、20%の割引が多いイメージでした。

 

②プライベートデッド

銀行借入と違う点は、借入と株式のミックスができる。と言う点かなと思います。PEファンドなどが行っている印象で、金額が数億円の小さい案件まで降りてこない印象で、なかなかスタートアップには敷居は高いですが、ケースバイケースなので、チャレンジしがいはあります。

 

③社債発行

1件だけやっている会社があり、未上場なのにできるかと驚きました。設定年数の最後に一括返済。その間はクーポン(利子のようなもの)を出す形で、借り入れの一括と約定の間みたいなイメージです。

 

④ICO

個人的に、もうめちゃ注目株です。簡単にいうと「仮想通貨を利用したクラウドファンディング」です。販売型として設計する必要はありますが、世界中から資金調達できます。調達コストは売上形状のため、消費税と利益分の課税になります。日本円のクラウドファンディングと違い、世界中から集められるので、デジタルサービスが相性いいです。また、創業間もなく、実行できるので、そういった点でも、シード期であれば、オプションとして持っておくべきだと思います。不勉強が損をするので。

 

資金調達は、相対取引なので、条件もいろいろ設定できますので、

「借り入れで5000万円金利6%で、残り5000万円を第三者割当増資でお願いします!」と言う交渉を起業家がしてもいいと思っています。条件合う先に引き受けてもらえればいいので。これは交渉力が上がる、シリーズA以降のCFOがやる仕事だと思いますが。

企業の事業フェーズに合わせて、三方(新株主、貸主、既存株主)よしとなる資金調達ができるといいですね!

 

また、個人的にはセカンダリーマーケットが充実すると、出し手の回収リスクも減り、投資機会も増えるので、より良くなればいいですよね。PEにとっては、金額が小さいと言うことであれば、株式交換とかやり方もあると思うので。

 

株を売りたい人が売れるタイミングを増やすことは、企業がモチベーション高く、成長させる重要なポイントになると思います。

 

他にもあれば、ぜひ教えてください!間違いあれば、それも教えてくださいー!