起業工学

事業を通じて、起業を成功させるフレームワークを仮説立証する工学ブログです。

早稲田大学理工学部で行った授業のまとめ

朝日先生のお誘いで。早稲田大学理工学部で「起業工学」なる授業を行いました。

爆破テロがあったにも関わらず、来てくださった学生のみなさんには感謝です。

 

授業は「サービスデザイン」と「プロダクトデザイン」という0→1を行う上で、思考をまとめるフレームワークを紹介しました。ですので「マーケティングデザイン」「コーポレートデザイン」「ファイナンスデザイン」と言った起業ではなく経営的なお話はしていません。

 

実際のアイディアが当たるかどうかは、「やってみなければわからない。」のですが、その当たったアイディアが強いサービス、プロダクトになっていくかは、ある程度成功法があるのではないかと思い、今までの経験と学んだフレームワークを紹介しました。

授業で使用したスライド⬇︎

www.slideshare.net

 

「独占」して「価格」を自由にコントロールできるようになるかが、「儲かる」ということにつながるので、より高度な領域もしくは「経済圏」を自分で作れるように努力するということになるのでしょう。

 

また、スライドを作るにあたり参考としたオススメの本をここにアップしておきます。

 本の画像をクリックすると、amazonに飛びます。

 

起業の流れを紹介している本

 

「変化率」を紹介している本

 

「消費者の意思決定」を紹介している本 

 

「開発にいくらかかるかを算出する方法」を紹介している本 

 

「KPIの取り方と意思決定方法」を紹介している本

 

「セールスにおけるPDCAの工数管理」を紹介している本

 

「ステイクホルダーに対する付加価値設計」を紹介している本

 

「日本における雇用に関する法律及び契約書」を紹介している本

 

「投資家が何を期待しているか」を紹介している本

 

「事業をどのように評価するか」を紹介している本

 

「エクイティファイナンスに関するファイナンス方法と契約書」を紹介している本

 

「事業で必要となる法律と契約書」を紹介している本

 

番外編:「会社を作る方法」を紹介している本

 

起業を皆さま、楽しみましょう!

普通じゃない未上場向け企業の資金調達方法メモ

今週はファイナンスウィークでした。ファイナンス関連の方々とお会いする機会が多かったからですね。

それにしても、数年前と比べて、多様な資金調達方法が出てきたなと思い、起業家にとってはオプションが増えることはいいことなので、2017年時点で、普通株、優先株、借入以外の方法をまとめようと思いました。

 

①コンバーティブルデッドとコンバーティブルエクイティ

これは最初に株価をつけず、資金を先に入れて、その資金をあとで株に転換するやり方です。

コンバーティブルデッドは、最初は貸付、貸付した資金を株に変えるというやり方です。創業者が、個人で貸付したお金を、のちに株に変える。ということもあります。

コンバーティブルエクイティは、新株予約権を発行し、行使タイミングで株になります。エメラダさんがやり始めています。

emeradaco.com

株価に関しては、お金を入れた次の調達時の株価から割り引いた株価になります。

これも条件設定は自由ですが、なんとなく、20%の割引が多いイメージでした。

 

②プライベートデッド

銀行借入と違う点は、借入と株式のミックスができる。と言う点かなと思います。PEファンドなどが行っている印象で、金額が数億円の小さい案件まで降りてこない印象で、なかなかスタートアップには敷居は高いですが、ケースバイケースなので、チャレンジしがいはあります。

 

③社債発行

1件だけやっている会社があり、未上場なのにできるかと驚きました。設定年数の最後に一括返済。その間はクーポン(利子のようなもの)を出す形で、借り入れの一括と約定の間みたいなイメージです。

 

④ICO

個人的に、もうめちゃ注目株です。簡単にいうと「仮想通貨を利用したクラウドファンディング」です。販売型として設計する必要はありますが、世界中から資金調達できます。調達コストは売上形状のため、消費税と利益分の課税になります。日本円のクラウドファンディングと違い、世界中から集められるので、デジタルサービスが相性いいです。また、創業間もなく、実行できるので、そういった点でも、シード期であれば、オプションとして持っておくべきだと思います。不勉強が損をするので。

 

資金調達は、相対取引なので、条件もいろいろ設定できますので、

「借り入れで5000万円金利6%で、残り5000万円を第三者割当増資でお願いします!」と言う交渉を起業家がしてもいいと思っています。条件合う先に引き受けてもらえればいいので。これは交渉力が上がる、シリーズA以降のCFOがやる仕事だと思いますが。

企業の事業フェーズに合わせて、三方(新株主、貸主、既存株主)よしとなる資金調達ができるといいですね!

 

また、個人的にはセカンダリーマーケットが充実すると、出し手の回収リスクも減り、投資機会も増えるので、より良くなればいいですよね。PEにとっては、金額が小さいと言うことであれば、株式交換とかやり方もあると思うので。

 

株を売りたい人が売れるタイミングを増やすことは、企業がモチベーション高く、成長させる重要なポイントになると思います。

 

他にもあれば、ぜひ教えてください!間違いあれば、それも教えてくださいー!

 

年2回のボーナスを開始しました。

今年度から年2回、「半期個別収益差分ボーナス」と「半期営業利益還元ボーナス」を開始しました。

 

スタートアップのインセンティブとしてストックオプションはもちろんあるのですが、企業の基本は「儲ける」ことであり、儲けられるから、継続的に社会に対して価値を提供できるわけです。

 

儲けることに対しての意識を上場後も継続的に持つカルチャーを作る、また、従業員の雇用継続率をあげるためには、今のうちから賞与制度を今現在で出来る範囲での設計しようと思った次第です。

 

「半期個別収益差分ボーナス」に関しては以下の通りです。

  • 年2回、個別もしくはチーム毎で収益の差分の10%または月間給与の2.5か月分のいずれか低い方を支給する。
  • 収益は売上から個別原価、個別販管費、新規投資分利益按分、再投資分利益按分を引いたものになる。

「半期個別収益差分ボーナス」に関しては以下の通りです。

  • 年2回、営業利益の10%を全社員で割って支給する。

組織の大きさ的にまだ出来ないのですが、やってみたい制度もあります。それはまた追々出来ればなと。

 

「今のニッチを、未来のメジャーに。」をコーポレートミッションに、まずは、10億円を10個作れるようになる組織目指して参ります。

「終」の会社が、本格始動しました。

いきなり何のことかと思うタイトルですが、私にとって残りの人生全てを注ぐという意味の「終」の会社が準備が整い、本格始動しました。弊社サイトを更新したので、今の気持ちを備忘録的にまとめます。

http://kurasytech.com

 

起業家という仕事は別に誰から頼まれてやる職種ではないため、自分の信念理念がものすごく重要であるということを過去の経験から学ました。

私は人生を全てかけることができる領域を探そうと、一年間事業構想に明け暮れ、自分の飽きっぽい性格も加味して、事業が膨らませることが出来る領域を、やっと見つけ構想を腹落させることが出来ました。今回描いた壮大な「絵」の元に、サービスを第一弾、第二弾と展開していきたいなと思います。

 

私の構想は、直接聞いて頂ければと思いますので、ここには弊社が世の中に提供したいサービス理念を記述しておきます。

 

「頑張らないヘルスケア」の実現

病気になった場合やダイエットに代表される健康維持は今までの生活を変えなくてはならない場合が多く、普段の生活に戻ることや、生活のなかで改善することが難しい現状があります。

私たちは普段の生活を送るなかで自然に健康体になる仕組みを、疾患のみなさまや健康維持を目指すみなさまの「衣食住」に代表される生活のなかでも密着している分野、そして「薬」の分野において、サービスとして提供していきます。高度な専門性を誰でも使えるものに変換し、「頑張らないヘルスケア」を実現することが私たちの目指すべき世界です。

 

高度な専門性やアクセスの難しさを、誰でも簡単に使えるカタチにして提供し、不安に陥らず、日常生活が送れる世の中を作っていきたいなと思います。

 

サービスは順次公開します。お楽しみに。

事業の作り方に対する考え方の変化

久しぶりにブログを更新します。

 

新しく事業、そして会社を作っていくことは、やっぱり楽しいです。会社も事業も建築同様、土台は重要で、前より大きなビルを作ろうとすると土台も気合を入れないといけません。しかし、その先にある世界を考えるとやっぱり楽しいです。そして、それに共感して集まってくれる皆さんもまたレベルも意識も人脈も高く、してやったる感を感じられるのは本当に楽しいです。起業家という職業を選べて本当によかったと思うばかりです。

 

前の起業と大きく違うなと思うところは、見えている視点と世界、起こることがなんとなしにわかるのもそうですが、事業を始めるにあたり、サービス選定に違いがあることです。

 

以前は20台前半ということもあってか、「新規性」や「だれもやっていない」ということを気にしていました。たしかに世の中に新しい価値観をHOWを提供することはとても重要ですし、変化率を捉えてこそ起業家であるとおもいます。ただこれに囚われ過ぎてもいけないなと思うようになりました。

 

というのも、事業は「独占、寡占できるかどうか」はかなりの重要度であると思います。「だれもやっていない」ことが上手くいくと必ずフォロワーが現れるのですが、これを追いつけないようするために、ガンガン資本を入れたりしてポジションを築かないといけません。しかし、この「だれもやっていない」ことが、独占しづらい領域やサービス内容ということもあります。デジタルに伸ばしづらい領域です。その場合、何社も生き残ってしまいます。

 

逆にいえば、そういった領域は上手く経営すると利益を出しやすいです。寡占されずらいサービスをフォロワーで粛々とやり、月額や景気非敏感型サービスを備えることで、企業の骨子となる事業に育つのではないのかなと。まずはそのような事業を作って、再投資サイクルを作るというのも大切だなと思うようになったのです。新規性とは「デザイン力」と「伝え方」だなと。

 

結局はユーザーがいいなと思うもので、経済合理性があり、マクロで伸びる要因があれば、流れで大きくできるのですが、そこから先を考えると上記の視点も大切だなと思う今日この頃でした。

株式会社MUGENUP代表取締役を退任し、顧問になりました。

株式会社MUGENUPの代表取締役を退任し、顧問に就任しました。

mugenup.com

2011年の創業から約4年間代表としてゲームイラスト事業で100名を超える雇用するまでに至りました。新卒同然の私を応援してください、自分を支え成長させてくれた周りの株主、取引先の皆さん、そして従業員の皆様にただただ感謝感謝の気持ちで一杯です。

特に何をするかも決めていなかったMUGENUPでしたが、創業当時から「経済成長に寄与する会社にしたい」という想いは掲げていました。その中でMUGENUPは「雇用機会の再定義」をテーマに、分業モデルやクラウド制作システムを作れたかと思います。MUGENUPは解決するべき「機会の増幅による経済の回転率を上げる」の土台は出来たと思っています。
 
 
そして、「雇用機会の再定義」のシーズを作る役目は終わり、事業をより継続させ成長させたい次期社長でCTOの伊藤が後を継いでくれることとなり、私は次の「0⇨1」を作るため再出発を決断しました。なぜ同じ会社でやらないかと疑問に思うかもしれませんが、会社のコーポレートミッション
が違えば、集まる人間も違うため、「一法人一事業」でやっている会社に勝つことが難しいと痛感したからです。これは私の力不足ですが、連続性のない事業を行うことは難しく、そこを作りきれなかったところがありました。伊藤には私が作れなかった世界をMUGENUPで実現してほしいし、作れる人間だと信じているのでタスキを渡す決断をしました。これから本当に頑張ってください。
 
そして、次の会社ですが、「少子高齢化をテーマに次世代の生活基盤を作る会社を立ち上げようと考えています。会社名はKurasytech(クラシテク)株式会社です。Kurasytech株式会社は新しい「暮らし(KURASHI)」の基盤となる「構造(SYSTEM)」を「技術(TECHNOLOGY)」の力で創作する会社です。まだ登記前なのでフライングしていますが、10月には法人化していると思います。
少子高齢化」このキーワードが既存の社会システムと最適化されずに、生活面、経済面で不都合が起きています。日本が最初に直面する問題であるため、日本人である地の利を活かし、日本で基盤を作れれば世界のスタンダードになれる領域です。ここで新しい仕組みが作れればと思っています。少子化は私の年齢では周りを見渡せばよく見えますが、高齢化はイメージが沸きづらく机上の空論になっているため、この度社会福祉法人の理事・評議員に就任しました。全生態系をいれると60兆円というマーケットで「在宅」「シェアリングエコノミー」をテーマにサービスと作っていく所存です。
 
ステルスで事業を進めようと考えているので、メディアに出るのは先になると思いますが、気軽にお声がけ頂けますと幸いでございます。
 
今後ともMUGENUPと一岡亮大をよろしくお願いします。
 

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おかげさまで4年目を迎えることが出来ました。

創業から4年経ちました。

 

これもクリエイターの皆様、クライアントの皆様のお陰です。

 

「作る」を「創る」をモットーに

より良いサービスや仕組みを提供していきますので、

今後とも何卒よろしくお願いします。

 

今年も面白いもの作るぞー!!

 

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